時代の変遷やここに至るまでのプロセスをも感じさせるような、心揺らすグラデーションカラーの作品構成がこの作品。
ご成約済み
蝶をフランス語で表記すると、papillon。プリザーブドフラワーはフランスが発祥で1991年ころから少しずつ広まってきた。日本に入ってきたのは2000年に入ってからでそこから約20年ほどかけて、品質の改良や新たな品種の開発などが為され、今に至る。そんな、時代の変遷やここに至るまでのプロセスをも
感じさせるような、心揺らすグラデーションカラーの作品構成がこの作品の特徴だ。一見華やかで可愛く、優雅に飛ぶ蝶も、成虫になるまでには多いもので1年から2年かかると言われている。自由に舞う蝶となってからは、平均して2週間くらいが寿命だそうだ。途中経過、プロセスがあったから今がある。今の見た目や状態になるのには、これまでの沢山の積み重ね、経験があったからではないだろうか。
いつも自分を否定せず、ありのままを受け入れ目の前のことに葛藤し悩み、解決し、しかしこれも私の人生なんだと肯定することで、自分や周りに優しくなれたことが誰にも何度もきっとある。さまざまな経験や想いの移り変わりを、たくさんのバラの美しいグラデーションで表現。大輪の最高級ローズ "アモローサ"が、またここから年月をかけて、どんな風合いを見せてくれるのか楽しみだ。これまで色々なことに耐え、頑張ってきた自分に優しくなれるような作品。優しく舞う蝶のように、周りを癒し、心にときめきを与え、日常に小さな高揚感を見出したいと思えるかたにぜひ手に取っていただきたい。きらびやかさと柔らかさ、気丈さと優しさを感じる作品。