mon amourという名の作品との姉妹作品で、本作品は赤で、 mon amourは濃いピンクで制作している。この二つをもし並べて飾れる機会があるとしたら、赤を左側、ピンクを右側に位置していただくと、ちょうど花同士が向き合う格好になり、左右対のような優しい表情になるのをぜひご覧いただきたい。
ご成約済み
1本のバラに込められたのは、”あなただけ” ”ずっと一緒”。もともと赤いバラには、情熱や愛情の意味が深いため、1本の赤いバラを作品として作る時、そのような意味になることが多い。げんこつ二つ分ほどもある大きなこの赤いバラは、お察しの通りもともとこのようなサイズであったわけではなく、手作業で花びらを開花させこのような大輪の一輪のバラを仕立てた。花びらのしずくに見立てたのは、ホワイトトパーズ。プリザーブドローズとジュエリーとの華やかでロマンチックな共演だ。
1本のバラに込められたのは、”あなただけ” ”ずっと一緒”。もともと赤いバラには、情熱や愛情の意味が深いため、1本の赤いバラを作品として作る時、そのような意味になることが多い。げんこつ二つ分ほどもある大きなこの赤いバラは、お察しの通りもともとこのようなサイズであったわけではなく、手作業で花びらを開花させこのような大輪の一輪のバラを仕立てた。実はこの一輪のバラを作るだけでも、数百工程を必要とする。最高級ローズであるアモローサを3輪用意し、まずはそれぞれのガクを外し、1枚ずつの花びらを手で丁寧にはがしていく。その中から美しい花びらだけを約40枚程度選定し、さらには、花びらの自然な丸みあるシルエットにはさみを入れて、今から大輪のバラにしていくための適するシルエットに整える。もちろんこの時、触れていい部分とそうでない部分があるので手つきに注意し、作業中に花びらが少したりとも傷むことのないよう最善の注意を払っている。手の指の温度でむだに花びらが温まることのないよう、1枚の花びらを持っていてもいい時間は、せいぜい4秒以内だと考えている。よって迷いなく進める。そして出来上がった大輪のバラは、実に堂々と咲き誇り、満開のときの一番美しい姿で額に納まる。